大阪市で自律神経を整えることで、自律神経改善・あがり症克服のお手伝いをしている大阪城東メンタルヘルス気功整体院の上西です。

まずお知らせです。
8月11日から14日まで夏季休暇を戴きます。

15日から受付しますので、よろしくお願いします。

今回の内容は脳の誤作動解消法です。

原因不明の体調不良が続く場合、多くの場合、自律神経の乱れが考えられます。

患者さんに分かりやすく説明する際には、「ストレスが脳の誤作動を引き起こしている」と表現することもあります。

なぜなら、脳は錯覚しやすく、騙されやすく、誤作動を起こしやすいからです。

ただし、この特性を利用すれば、脳をうまく誤認させて良い方向への変化を促すことが可能です。

人間の脳は、変化を嫌がります。
常に現状維持を追求し、これをホメオスタシス(恒常性)と呼びます。

ですから、急激な変化を試みると、脳は異常事態と捉え、元の状態に戻ろうとします。

例えば、モチベーションが高まる良い話を聞いて自分も意欲が湧いてきたとします。

その時は自分に何でもできると思えますが、無意識レベルでは引き戻しのプロセスが始まります。

その結果、上がったテンションは3日程度で元に戻ってしまうこともあります。

これを一般的に「3日坊主」と言います。

同様に、急激なダイエットのリバウンドも同じ原理によるものです。

したがって、効果的な変化をもたらすためには、脳が変化に気づかないようにすることが重要です。

具体的な方法としては、ほんの少しずつ変化を起こすことが挙げられます。

例えば、クイズ番組で行われる「目の前の映像のどこかが少しずつ変わっていきます。

どこが変わったのか当ててください!」のような問題がありますが、人は目を凝らしても変化に気づかないことがあります。

脳は、ジワジワとした変化には鈍感なのです。実際には、背景の色が変わったり、人の服が変わったりしているのに、脳はそれに気づかないのです。

これは脳がダマされていると言えるでしょう。

昔から言われるように、「急がば回れ」や「石の上にも3年」といった格言は、脳科学的にも理にかなっていると言えます。

急激な変化よりも、ゆっくりとした変化の方が脳が受け入れやすく、長期的な変化を促すことができるのです。

あなたも、効果的な変化を求める際には、地道にでも着実に変化を起こしていくことを意識してください。

そうすれば、自律神経の乱れを改善し、より健康な体調を手に入れることができるでしょう。

健康的な生活を送るために、脳の特性を上手く利用するのが近道かもしれませんよ。^^

上手く脳をだませない方は、当院にご相談くださいね。

併設 あがり症専門の心理療法院
http://osaka-joto-chiro.net/

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