思い込みを上手に使う方法

良い思い込みをしてますか?

まずはお知らせです。

来週はお盆休みに入ります。
当院も8月13と14日をお休みとさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますがお願いします。

今回のテーマは「思い込み」です。

人間はその思いによって、普段は出来ないくらい
キツイことでも頑張れたりもします。

その反面、誤った思い込みによりネガティブな
行動をとったりもします。

このように思い込みにも、プラスとマイナスがあります。

プラスは、きっと達成できるなどという思い込み、
マイナスは、不安や、
どうせ出来ないというような思い込みです。

今回は、マイナスの思い込みが
ストレスを増やしてしまうことについてお話しします。

 

< 思い込み次第でストレスが増す >

同じ事実(出来事)でも、
ストレスの度合いは人それぞれ違います。

しかし、それよりも、
事実に対してどう解釈・思い込みをするかによって、
ストレスが大きく変わってきます。
要するに、起きた事実よりも、
解釈や思い込みによって増えるストレスの方が多いのです。

 

例えば、上司から仕事の進み具合を以前より聞かれなくなったとします。
Aさんは、
「最近、あまり気にかけてくれなくて、もう見放されたかなぁ」、
Bさんは、
「任せてもらえて、信頼されてきたなぁ」、と感じた時、
Aさんには絶望感・自己否定が生まれ、
ストレスが大きくなってしまいます。
反対にBさんは、うれしくなり、自信を得るでしょう。

 

人は、今までの経験・考え方のクセによって、
これはどういう状況かを想像します。

もしも、その想像が不安なことだった場合、
脳内ではその不安を実際に体験したのと同じように感じ、
ストレスがかかります。

事実と違っていても、
思い込みによって全く必要のないストレスを生みだしてしまい、
自分で自分の首を絞めてしまう訳です。
事実と違った思い込みで、自律神経の交感神経は高まり、
体と心に緊張を作ってしまうことになります。

 

過去・現在・未来いつのことでも、
思い込みによるストレス反応が起こるのは今現在の自分の脳です。
マイナスの思い込みをしている間は、
ずっとそのストレスに侵されている訳です。
< 思い込みを疑う >

事実とは違っていても、マイナスの思い込みの影響で、
必要のないストレスが増えてしまうことをお話ししました。

特に、ストレス状態の時には、思考もマイナスになりやすいものです。
ストレスを自分で作り出している状況になっています。

ある出来事に対して結果がどうなるか分かっていない時、

・相手が怒っているように思う
・また失敗してしまうのではないか
・きっと期待に応えられていないであろう

といった思い込みに対して、
「本当にそうか?」と疑ってみましょう。

自分に質問を投げかけることによって、
考える時間が生まれます。
その時間で、我に返ることもあるでしょう。

「本当にそうか?」と疑ってみたが、
やっぱり同じような思いになる場合は、
思い込みに間違いがないのかもしれません。

 

または、他者に聞いてみるのも一つの方法です。
同じ経験をした人や、
そのことの情報を持っている人に聞いてみましょう。
自分の思い込みを疑って、情報不足なら情報を集めてみる。
そのことで、自分の認識は合っているかどうかが分かるでしょう。

 

思い込みを疑う習慣をつけて、
必要のないストレスを自分に与えないようにしましょうね。^^

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