姿勢と心であがり症改善
「あがり症を克服したい」と考えている方へ
実は、あがり症改善には姿勢が大きなカギを握っています。
意外に思われるかもしれませんが、心の状態と体の状態は密接に関係しており、特に姿勢が整うことで心の安定に繋がるのです。
今回は、あがり症改善と姿勢の関係について詳しくお伝えします。
あがり症に悩む方にこそ試していただきたい、姿勢改善のポイントもご紹介しますね。
あがり症と姿勢の意外な関係
緊張しやすい場面では、呼吸が浅くなり、体が固まるように感じたことはありませんか？
これは、緊張状態が体に直接影響を及ぼしている証拠です。
姿勢と心の相互作用
姿勢が悪いと体全体のバランスが崩れ、以下のような影響が出ます。
・呼吸が浅くなる
横隔膜の動きが悪くなり、十分な酸素が体内に行き渡らない
・血流が悪化
脳や筋肉に必要な栄養や酸素が届きにくくなる
・脳が「緊張状態」と認識する
体の不調が心にも影響を与え、さらに緊張を助長する一方で、姿勢を整えると、呼吸が深くなり、脳がリラックスした状態を認識しやすくなります。
その結果、あがり症の改善にも繋がるのです。
姿勢を整えることで得られるあがり症改善効果
姿勢を意識することで、心身にポジティブな変化が生まれます。
具体的な効果を見ていきましょう。
- 呼吸が深くなる
姿勢を整えると、横隔膜がスムーズに動くようになり、深い呼吸が可能になります。 - 深呼吸をすると、副交感神経が優位になり、緊張や不安が和らぎます。これにより、あがり症の典型的な症状である心拍数の上昇や息苦しさが軽減されます。
- 自律神経のバランスが整う
姿勢が崩れると、筋肉が不自然に緊張し、自律神経が乱れることがあります。適度な筋肉の緊張を保つことで、自律神経が整い、心の安定が得られるのです。 - ポジティブな印象を与える
姿勢が悪いと、他人から「自信がなさそう」と思われることがあります。一方、背筋を伸ばし、胸を張った姿勢は、自信を感じさせるだけでなく、自分自身にも「堂々としている」という感覚を与えます。この自己暗示効果もあがり症改善に役立ちます。
あがり症改善のためにできる姿勢改善法
姿勢チェックを習慣化する普段の姿勢を見直すことから始めましょう。
デスクワークやスマホを使う時間が長い方は、以下のポイントを意識してください。
背筋を伸ばし、肩を後ろに引く
スマホを見る際は目線を上げる
座るときは骨盤を立てるように意識する
- 簡単なストレッチで筋肉を整える
以下のストレッチを取り入れることで、姿勢を整えるための筋肉が鍛えられます。
背伸びストレッチ：両手を上に伸ばし、全身を伸ばす
胸を開くストレッチ：両腕を後ろに回し、肩甲骨を寄せるように意識
猫背解消ストレッチ：四つん這いになり、背中を丸めたり反らせたりする
これらを1日5分程度行うだけでも効果的です。
- 深呼吸を意識する
姿勢改善とセットで深呼吸を行うと、心を落ち着ける効果がさらに高まります。
鼻から3秒吸い、口から6秒かけてゆっくり吐く
深呼吸を行うときは、背筋を伸ばし、お腹を膨らませるように意識
実践！姿勢改善であがり症を克服しよう
姿勢を改善することは、あがり症の改善だけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。毎日の習慣に少しずつ取り入れてみてください。以下のステップがおすすめです。
まずは自分の姿勢を意識することから始める
簡単なストレッチや運動を取り入れる
深呼吸を通じてリラックス状態を作る
まとめ
あがり症は、心と体が密接に関係しているからこそ、体へのアプローチも重要です。
姿勢を改善し、呼吸を深く整えることで、緊張を和らげ、堂々とした自分を取り戻しましょう。
最初の一歩は小さくても大丈夫です。
ぜひ今日から取り組んでみてください！あなたの緊張を減らし、あがり症克服への道をサポートさせていただきますね。^^
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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠
