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赤面症を克服する6つのステップ
赤面症とは?
赤面症とは?
赤面症は社交性(社会性)不安症の一種で、人前で顔が赤くなることを恐れ、そのことを他人に緊張していることを指摘されるのではないかと心配する状態です。
この恐怖感から、人と話すことを避けたり、距離を置いてしまいがちです。
その結果、その人によっては対人関係が疎遠になったり、常に緊張状態が続くため、精神的に疲弊してしまいます。
周囲に相談しても「気にしすぎですよ」と軽く扱われてしまうことが多く、自分の悩みが理解されないという苦しみもかんじることがあります。
赤面症のきっかけは?
赤面症は突然発症するというより、特定の出来事がきっかけになり、発症の引き金となることが多いです。
例えば、学生時代にクラスメートの前で発表した際に緊張して顔が赤くなり、それを指摘されてからかわれたりした経験や、体育の授業で運動した後に顔が赤くなり、そのことを友人に指摘された経験などが挙げられます。
これらの出来事が1回だけであっても、そのインパクトが大きく、赤面症を引き起こす原因となります。
影響と対処法は?
赤面症が続くと、仕事や日常生活に支障をきたします。
誰かと話したり発表する際に「顔が赤くなったらどうしよう」と心配し、常に不安や恐怖に苛まれることが多いです。
これに対処する方法として、自分で克服するには認知行動療法が効果的です。
赤面症を克服する6つのステップ
以下に、その対処方法を6つの手順で説明します。
赤面症への対処法
手順① 赤面症を分析する
まずは赤面症が発生する状況を詳細に分析します。具体的には、赤面が起きた日時と状況、その時に浮かんだ考え、周りからの見え方、不安を和らげるための行動(安全行動)、およびその時の感情や症状を記録します。この分析により、自分の問題を客観的に把握でき、改善の方向性を見つけやすくなります。
手順② 不安階層表の作成
不安階層表を作成し、どの場面でどれくらい不安を感じるかをリスト化します。各場面に対して不安度を点数化し、点数の低い場面からチャレンジすることで、徐々に不安を克服していきます。
手順③ 安全行動を突き止める
不安階層表でリストアップした場面で、自分がどのような安全行動をとっているかを明確にします。安全行動とは、不安や緊張を和らげるための行動であり、例えば、人と話すときにマスクをつける、下を向いて歩くなどがあります。
手順④ 行動実験の計画を立てる
安全行動を減らすために行動実験を計画します。具体的な場面で実際に行動してみて、その結果を観察します。行動実験の際には、予測を立て、それに基づいて実験を行います。
手順⑤ 行動実験を実施する
実際に行動実験を行います。最初は不安が少ない場面から始め、徐々に安全行動を減らしていきます。この実験を繰り返すことで、不安や恐怖を実際に体験し、その結果を確認します。
手順⑥ 行動実験の振り返り
行動実験の結果を振り返り、予測通りになったかどうかを確認します。多くの場合、予測した最悪の事態は起こらないことが分かります。この経験を積み重ねることで、赤面症に対する恐怖心を軽減し、克服していくことができます。
まとめ
まとめ
赤面症の対処法は、状況と悪循環の分析、不安階層表の作成、安全行動の明確化、行動実験の計画と実施、そして結果の振り返りといった6つの手順で構成されています。
これらを順に実践し、自分に合った方法を見つけていくことが重要です。
赤面症に悩む場合は、自力で克服できないときは、専門家に相談してくださいね。
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院長 上西 誠