あがり症の原因は大きく分けて3つあると言われています。

まず一つ目は、自意識過剰になっている場合です。

“自分が他人に注目されている”と他人の目を過剰に意識する方です。
この方の場合、書くところを見られてると感じると、字が震えて書くことが出来ない(書痙など)症状が出やすくなります。

 

次に、恰好よく思われたいと過剰に思う方です。

「失敗したらどうしよう」「恥をかきたくない」「自分をよく見せたい」と思うことで、体を過緊張させてしまい、プレッシャーをかけてしまいます。

最後の3つ目に、その場から少しでも逃れるために、早口になったり、極めて短時間で終わらせることばかりに意識を向ける方です。

緊張を解消させるよりも、逃れることばかりに意識を向けた場合、克服が難しくなって来るのが問題ですね。

では、あがり症を克服するにはどうすればよいのでしょうか。

日常生活の中で、また、本番直前にも行える「あがり解消法」を4つご紹介します。

1. 体を楽にさせる。

あがり症の人のほとんどの方は、身体、特に上半身の筋肉に無意識に力が入っています。

この状態では、お腹がこわばり、声が出にくくなるとだけでなく手足も硬直し震えてきてしまいます。

これらを解消するために。首や肩のストレッチを十分に行うようにしてください。
大きく息を吐きながら、筋肉を伸ばすことが大切です。

2. 腹式呼吸で腹部の固さを軽減させる

上記と少し重なりますが、お腹の筋肉を柔らかくすることは大切です。

そのためにも大きく息を吸った時に横隔膜を広げてたくさんの空気を取り込む腹式呼吸を行いましょう。

人前でスピーチする時は、この腹式呼吸を取り入れた腹式発声を行ってみてください。

あがっていると息が浅くなりがちなので、本番中は意識してゆっくりと話しながら呼吸してみるだけでも冷静さを保てます。

3. 自分が何のために話しているのか、目的を再確認する

あがり症の人は、「注目されて恥ずかしい、失敗したくない」という自分の感情が先に立ち、本来のスピーチの目的を忘れてしまうことが多いのが特徴です。

誰のために何のために話すのかをしっかりと意識することで、緊張は減っていきます。

4. 毎日の成功体験を確認します。

あがり症の人の中には「人見知り」の人も多いので、それを克復する行動をしてみましょう。

飲み会やパーティーに出たら初対面の人に自ら話しかけてみる。セミナーに参加したら積極的に質問するなどの“小さな成功体験”を積み重ね、少しずつ人とのコミュニケーションに慣れて行くことが大事ですね。^^

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