あがり症の方が不安から脱出できる5つの方法を紹介します。
2月8日のブログで不安になるとついやってしまう2つの行動について書きました。
1.逃げる
2.固まる
以上の2つでしたね。
その2つの行動から抜け出すためには、不安からも抜け出す必要があります。
そこで今回は「不安から抜け出す5つの方法」をご紹介したいと思います。
この5つのことを実施すると「逃げ」や「フリーズ状態」からスッと抜け出せ、スムーズに前に進めるようになります。
【不安から脱出する5つの方法】
1.不安を認めること
2.怖れの対象(何が問題?)かを見つける
3.その怖れは本当に起きるのか、冷静かつ客観的視点で見る。
4.今すぐできる最小ステップは?
(行動のハードル下げます)
5.ただ行動する(今出来ることを意識する)
順番に説明しますね。
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1.不安を認める
(そうだよねわかるよ)
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不安というのは警報のサインです。
警報の役目は知らせることです。
「危険があるかもよ!」「気をつけろよ!」そう知らせてくれているのです。
だからこそ、まずは「あ、今知らせてくれているのね!」
「サンキュー!」と気づいてあげることが大切です。
そして不安を敵対視するのではなく、「今自分は不安を感じているのね~」
「そうよね、不安になっちゃうよね~」と不安を感じている自分も素直に認めてあげることが大切です。
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2.怖れの対象を見つける
(何が問題か?)
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不安を感じているということはその奥にある何かを怖れているということなのです。
じゃあ不安の裏側の何を怖れているのか?
それが不安の正体になります。
例えば、新たな仕事が不安になったとします。
この場合も実は新たな仕事そのものに不安を抱いているのではなく、その先の状態を怖れているのです。
例えば、その状態への怖れとは「失敗してバカにされること」かもしれませんし、「できない奴と思われること」かもしれません。
「周りの人と馴染めなく一人ぼっちになること」かもしれません。
このように、自分は何を怖れているのか?を知ることが不安解消にも重要なのです。
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3.その怖れは本当に起きるのか?
(冷静&客観的視点)
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怖れの対象がわかったら、それを冷静で客観的に判断します。
「実際、それって本当に起きるの?」
「このまま行くとどれくらいの確率で起きそう?」
こう質問して、現実味を強めます。
例えば、「バカにされることへの怖れ」を持っているとしたら「失敗すると100%バカにされるの?」
「その場のみんなからバカにされるの?」と自分に質問します。
すると、「バカにされるなんてまずありえないよね^^;」
「バカにされるかどうかなんて 現時点では誰もわからないよね^^;」
という現実や自分の「偏った思い込み」に気づけて来るのです。
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4.今すぐできる最小ステップは?
(行動のハードル下げ)
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じゃあ不安を解消させるためそして怖れを軽減させるためには今の自分にまず何ができるのか?
そう考えます。
すると、まずは資料にしっかり目を通すことかもしれませんし、経験者に仕事の内容を聞くことかもしれません。
このように「今の自分が簡単にできること」を探します。
不安なことから「逃げる」「固まる」のはただ単に行動を細かくしていないからかもしれません。
なので行動を細分化すると動きやすくなるのです。
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5.ただ行動する
(今ココを意識)
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今すぐにできることがわかればあとはそれをこなすだけです。
不安というのは未来に意識が飛んでしまっている状態です。
心ここに在らず状態です。
だからこそ、今ココに意識を引き戻し今すべきこと今できることにフォーカスを当てる。
そしてただそれを実践すること。
目の前のことに意識を向けることで不安はスッと消えていきます。
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以上が、「不安から抜け出す5つのステップ」です。
これも実践しなければ意味がありませんので、ぜひ何かに対して不安になったり回避行動を取っているのならこの5つのステップを実践してみてください。
きっとスッと行動できるようになると思いますよ。^^!