
「安心できない脳」とあがり症の関係
■「あがり症」は克服できるのでしょうか?
人前で話すと声が震えてしまう
手に汗をかき、顔が真っ赤になる
発表や会議の前は、前日から眠れない
自分だけが異常なんじゃないかと悩む

こうした「あがり症」の悩みを抱える方の多くが、「これは自分の性格だから仕方ない」と思い込んでしまっています。
でも本当にそうでしょうか?
実は最近、こうした強い緊張反応には「安心できない脳の状態」が関わっていることがわかってきています。
■あがり症は“安心できない脳”から生まれる
私たちの脳は、本来、安心を感じているときにスムーズに言葉が出たり、冷静に行動できるようにできています。
しかし、脳が「危険かもしれない」「失敗したらどうしよう」と無意識に警戒してしまうと、交感神経(緊張モード)が働き、体にさまざまな反応が出てきます。
このとき現れるのが、まさにあがり症でよく見られる反応――
声の震え
動悸や手の震え
顔の紅潮
息苦しさや過呼吸
これらは“自律神経の誤作動”によるもので、意志の力だけではコントロールしづらいものです。

■「原始反射」が消え残っていると緊張しやすい?
さらに最近注目されているのが、「原始反射の残存」という脳と身体の反応パターンです。
原始反射とは、赤ちゃんの時に生まれながらに備わっている反射で、生存のために必要なものです。
本来ならば、成長とともにこれらの反射は自然に消えていきます。
しかし、以下のような体験があると、大人になっても反射が消えずに残ってしまうことがあります。
幼少期に安心感を得られない家庭環境だった
過剰なストレスを長期間受けていた
人の目を気にして育った(親の期待や比較など)
このような体験があると、脳は「安心」を感じにくくなり、人前に出るたびに身体が反応してしまうのです。
■具体的にどんな反射があがり症と関係しているの?
モロー反射の残存
→ 驚いたときに全身がビクッと反応する。
小さな刺激にも過敏で、視線や注目されることに強い不安を感じる。
吸啜(きゅうてつ)反射の残存
→ 口や喉まわりに力が入りやすく、声が震えたり、息が詰まりやすくなる。
発声や滑舌の違和感も。
緊張性迷路反射(TLR)の残存
→ 首や体幹に余分な緊張が入り、姿勢が崩れたり、人前で妙に固まってしまう。
こうした身体の反応が“自分の意思と無関係”に出てくることで、「また失敗するかも」という予期不安がさらに強くなり、悪循環に陥ってしまうのです。
■大事なのは“安心できる脳”に切り替えること
ここで大切なのは、「自分の性格のせいであがってしまう」のではなく、脳の緊張パターンが自動的に作動しているという視点です。
つまり、脳が安心を感じる力を取り戻せば、あがり症の症状は変わってくるのです。
実際、当院ではこの「安心できない脳の誤作動」をやさしく整えるアプローチを取り入れています。
たとえば、緊張が強く出る場面を思い出しながら(無理のない範囲で)、そのときに脳と体がどのように反応しているかを観察し、神経系の過緊張をやわらげていきます。

■あがり症は「改善できる」ものです
「人前で話すのが怖い」
「緊張する自分が嫌だ」
「一生このままかも…」
そう思っている方にこそ知っていただきたいのは、脳と神経の状態は変わっていくということです。
性格を変える必要はありません。
必要なのは、「安心を感じられる脳と体の状態」を取り戻すこと。
■まずは体験から。「あがらない日常」への一歩
あがり症を根本から改善したい方、もう我慢したくない方は、ぜひ一度当院の施術をご体験ください。
体と脳の反応パターンに着目したアプローチで、あなた本来の「落ち着ける力」を引き出していきます。
▼参考リンク
文部科学省特定NPO翔和学園「原始反射の残存と発達支援」報告書
原始反射が発達に与える影響や支援プログラムについて具体的に解説。
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2017/09/13/1395484_1.pdf?utm_source=chatgpt.com
HSP(Highly Sensitive Person/感覚過敏・繊細さ)
mame-clinic「HSPとは?特徴やうつとの違い、楽に暮らす方法について解説」(2023年)
https://mame-clinic.net/blog/hsp?utm_source=chatgpt.com
大阪メンタルクリニック「Highly Sensitive Child(HSC)」(2024年)
https://osakamental.com/symptoms/highly-sensitive-childhsc?utm_source=chatgpt.com
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併設 あがり症(赤面症)専門の心理療法院
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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠






