ストレスを他人事のようにする方法です

ストレスを自分視点で見てはダメ!

当院では独自の施術として
「脳のストレスクリーニング」という施術法を行っています。

その中に頭の中でストレスを思い出してもらう
過程があります。

その際に思い出が自分視点になるか、
客観的視点で出てくるかを尋ねることがあります。

なぜかというとストレス時は、自分の視点でばかり考えていると、
ストレスの深刻度が高まるからです。
自分のことですから、当然自分の視点で考えるのですが、
この時に、客観的な視点で考えることで、
ストレスを減らすことができます。

今回は、客観的に考えることの必要性についてのお話しますね。

 

< 客観的な視点でストレスを減らす >

不安や怒り・イライラやドキドキは、
ストレスがかかった時に脳内で発動します。
一度不安が高ぶると、脳内は不安が優先順位一位となり、
なかなか不安が消えません。

他のことを考えようとしても、
不安というベースで脳が働いてしまいがちです。
ポジティブに物事を考えようとしても、
不安が勝ってしまいます。

不安な時に主観的に考えていると、不安が増していきます。
当然ですが自分のことなので、
どうしても自分目線で物事を考えます。
この状態でいると、不安なことに対し直接向き合うことで、
ストレスを感じやすくなります。
これではストレスが増えるばかりです。

自分には、いつも同じパターンで働く思考があるものです。
いつもと同じ方が、労力は少なくて済みます。
そして、そのパターンで上手くいったことがあったのでしょう。

しかし、そのパターンで切り抜けられていたら、
不安にはなっていないのです。
同じパターンの主観的な考えでは、なかなか打開策は見つかりません。

 

こんな時には、「客観的」になることです。
客観的になることで、
自分を外から見て感じ考えることができます。

客観的になると、いつもの思考パターンではなくなります。
そして、不安なものを大きな視点で考えることが可能です。
どこか他人事のようにも考えられるのです。

すると、不安なことが少しずつ小さくなっていきます。
主観的だったときより、
ずっと不安を減らすことが可能となります。

 

客観的になることで、
思ってもみなかった視点で物事を捉えることができます。
自分の奥深くに眠っている視点を引っ張り出してくれます。

「失敗しそうで不安」と思っていたことが、
「経験値を積むチャンス」と思わせてくれるでしょう。
< 客観的になる方法 >

ストレスを減らすには、
客観的になる必要があることをお話ししました。
それでは、客観的になる方法をいくつか挙げてみます。

 

・文字に書いて、その文字を読み取って考えてみる。
・目の前に自分の姿をした人がいると思って、
眺めて考え感じてみる。
・例え話として考えてみる。(物語)
・第三者からの意見を聞いてみる。
・思い込みが出てくるたびに、それを取り消す

客観的になるのは、簡単なようで意外と難しいものです。
なんとなくは出来ても、今までと違う視点が湧いてくるには、
たくさんのトレーニングが必要でしょう。

そして、落ち着いた状態でないと混乱してしまいます。
必ず、落ち着いた状態で始めましょう。
このため、深く息を吐いてから行ってください。
出来るようになれば、
ある程度の状態でも客観的になれるでしょう。

客観的になり、ストレスを減らしていきましょうね。^^

関連記事

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
ページ上部へ戻る