こんにちは、大阪市で各種不安症やあがり症(赤面症)を整体や気功・心理療法を使って克服するお手伝いをしている大阪城東メンタルヘルス気功整体院の上西です。

不安・焦り・イライラ感・焦りなどの感情は脳の興奮から?

当院にお越しの患者さんでよく言われるのは、不安・焦り・イライラ感・焦りなど感じるのがつらいといった言葉です。

これらの感情は、脳が常に興奮してしまい、誤作動を起こしているからと考えられます。

脳の興奮を鎮めるための方法

不安・焦り・イライラ感・焦りなどの症状がある方は脳がかなり緊張しています。

そのため、脳を安らげることが必要です。
脳が安らぐ方法は呼吸と運動があります。

今回は、運動をすることでどのように脳が安らぐのかをお伝えします。

運動と脳の関係

まず理屈がわかれば、運動の本当の大切さを理解できます。

そうなれば、運動を始める切っ掛けになるのではないでしょうか?

脳や心が安らぐには小脳の働きが重要です。
不眠・不安・あせり・落ち着かないなどの方は、緊張神経である交感神経の働きが非常に高まっています。

そのため、交感神経の働きを鎮める必要があります。

自宅でできる改善方法

「自宅出来ることは何ですか?」とよく質問されます。

その場合、お越しになっている方の状態もあるのですが、深呼吸やリラックスするための散歩などをお話しすることが多いです。

身体に酸素を沢山吸収することが特に大事です。

一番簡単手軽にできるのは体を動かすことでしょう。
では、なぜ体を動かすといいのでしょうか?

小脳の働きと自律神経の調整

実は”体を動かす”ということは、”筋肉を動かす”ということなのです。

運動をすることで、筋肉にある「筋紡錘」(きんぼうすい)「腱紡錘」(けんぼうすい)が刺激されます。

これらは、筋肉の長さが変わったり、緊張度が変わったりするとそのことを小脳に伝えます。
小脳は、それらの信号を受け取り、体がスムースに動くような指令を送ります。

小脳は運動だけでなく、脳全体の働きを鎮静させる機能も持っています。

そのため、小脳が動き出すと数分から数時間後に、脳全体が鎮まり安らいできます。

当然、自律神経も鎮まりますので、交感神経の高まりも鎮まり、安らぐ神経である副交感神経が働き始めるのです。

運動の効果と日常生活への取り入れ方

今までに、運動の習慣がないと「運動する」ということに何かハードルの高さを感じてしまうかもしれませんが、要は体を動かせば何でもいいのです。

そのため、掃除をすることも運動だと思ってください。

一心不乱に掃除をすると、気分が爽快で落ち着くことがありますよね。

これは、掃除してきれいになり気分がいいというのもありますが、実は、筋肉を動かすことで小脳が活性化し、脳の興奮が鎮まることで不安やあせりなどが改善し、気分が良くなってくるのです。

もちろん、この状態なら気分よく眠ることもできますので、不眠も改善することが多いです。

小脳と大脳の興奮の違い

小脳は筋肉と深く関係するため「体の脳」といえるでしょう。

一方、「頭の脳」といえるのは大脳です。
この頭の脳である大脳は約1300gあります。

小脳はたったの130gと10分の1です。
しかし、それぞれの脳を広げてみると、その面積は大脳が800cm2で小脳が500cm2になりますので、1g当たりの面積は小脳の方が大きいのです。
神経の数も実は小脳の方がたくさんあります。つまり、人間的な知性や思考などをコントロールしている大脳よりも筋肉をコントロールしている小脳の方がたくさん働いているのです。

体から心をアプローチ

当大阪城東メンタルヘルス気功整体院では、体から心をアプローチすることを行っておりますが、この脳の働きからも重要なことなのです。
体を治すことにより、知性や思考も正常に働くようになります。

身体と心は繋がっていますので、今日から意識して体を動かすようにしてくださいね。^^

併設 あがり症(赤面症)専門の心理療法院
http://osaka-joto-chiro.net/

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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長  上西 誠  

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