大阪市で各種不安症やあがり症(赤面症)を整体や気功・心理療法を使って克服するお手伝いをしている大阪城東メンタルヘルス気功整体院の上西です。
自律神経失調とストレス:音によるストレスと治し方
自律神経失調とは?
(自律神経失調の原因と症状)
自律神経失調、それはストレスが引き起こす身体の調子の乱れです。
そのストレスの中でも「音」によるストレスを感じる方が増えているのをご存知でしょうか?
自律神経は、私たちの体のほぼすべてに影響を与えています。
したがって、自律神経の乱れは、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。
めまい、頭痛、不安、緊張、吐き気、喉のつまりなどがよく見られる症状の一部です。
さらに、大きな音に対する過敏症がある方もいます。
誰しもが大きな音に驚くことはありますが、自律神経失調のある人は、それにより不安を感じる傾向が強まり、音に敏感になりやすい傾向にあります。
音に敏感な人の特徴
(HSPと自律神経の関係)
音に敏感な人々は、大きな音や刺激に対して異常に反応することがあります。
彼らは通常、次の2つのカテゴリーに分けられます。
・音を感じる能力が高い:
これは生まれつき感覚が鋭い人々で、HSP(Highly Sensitive Person)として知られています。
この特性は生きにくさをもたらすこともありますが、その才能を活かす人も存在します。
・音を感じた時の対処能力が低い:
このカテゴリーに該当する人々は、自律神経の力が低下しており、音に対する過敏症が生じています。
今回は、この2番目のカテゴリーに焦点を当てて対策をご紹介します。
音に敏感な方の決定的な特徴
(音に対処するための方法)
大きな音や刺激がストレスの原因となると、それに対処するのは交感神経の役目です。
つまり、音に敏感で困る方は、交感神経の力が低下している可能性が高いのです。
では、交感神経の力を高める方法は何でしょうか?
それには、筋肉を活動させることと大声を出すことが役立ちます。
筋肉を動かすことで、交感神経は活性化し、大きな音にも驚かなくなります。
同様に、大声を出すことも交感神経を刺激し、音に過敏症が和らぐのに役立ちます。
また、太鼓を演奏するなど、大きな音を自分から出すことも有益です。
太鼓を演奏する際、力を込めるために筋肉を強く動かします。
これにより、交感神経が活性化し、大きな音に対する耐性が高まります。
最初は自分の出した音に不快さを感じることもあるかもしれませんが、それは自分で制御できる音です。
大きな音が聞こえると、無意識に「あぶみ骨筋」と呼ばれる筋肉が収縮します。
この筋肉は、鼓膜で感じた音を脳に伝えないようにする役割を果たすため、収縮すると音が小さく感じられます。
この筋肉は顔面神経に支配されており、顔面神経麻痺の方は大きな音に過敏症が出ることがあります。
逆に「鼓膜張筋」と呼ばれる筋肉は、緊張すると音が高く響くようになります。
この筋肉は三叉神経に支配されており、三叉神経が異常に興奮すると高い音が響く感じがします。
自分から大きな音を出すことは、大きな音に対する耐性を高める方法の一つです。
また、大声で喜びを表現することやスポーツ観戦など、感情を解放する機会を作ることも音に対する過敏症を軽減させるのに役立ちます。
カラオケで一人で熱唱することもおすすめです。
ぜひ、これらの方法を試してみて、音に対する過敏症を克服してくださいね。
まとめ
自律神経失調と音に対する過敏症は、ストレスとの関連が深く、交感神経の力が低下していることが原因とされています。
自己制御できる方法として、筋肉を活動させたり、大声を出したりすることが有効です。
また、感情を解放する場面を楽しむことも音に対する過敏症を軽減させる手助けとなります。
これらの方法を取り入れて、音に敏感な方々がより快適に過ごせるようにしましょう。
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大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長 上西 誠