眠られず、夜が嫌な方へ

季節の変わり目は体調が不安定になりがちですが、自律神経は色々な変化に対して体を常に調整しようと働いています。

このように頑張ってくれる自律神経を安定させる
ため自分で出来ることとしては、
「生活リズムを崩さないようにしましょう」というのがあります。

生活リズムを同じにしておくことは重要なのは
皆さんご存知のことと思います。

自律神経のリズムは朝起きてから段々と交感神経
が優位になっていき、夜になると副交感神経が
優位になり眠りにつけるという流れだからです。

ですので、よく眠れる方にはこのアドバイスは
有効なのですが、眠れない方の場合はどうすれば良いでしょうか?

例えば、悩みがあって夜になっても中々眠れないかたもいるでしょう。

結局寝るのが午前4時になってしまい、
起きるのが7時だとすると睡眠時間が3時間になってしまいます。

これが毎日続くようでは、体がしっかりと回復
出来ず段々と疲れが蓄積されてしまいます。

そして寝ることに対しても、「また今日も寝られなかったらどうしよう…」
と思うようになってしまい、布団に入る時間を
ストレスに感じるかもしれません。

こういう場合は、眠る時間帯よりも最低限の
睡眠時間の維持を優先させることをお勧めします。

睡眠は眠ること以外で補充できるものではありません。

まず何時間寝られたかが重要です。
その時間分、体は回復出来ます。

この他に、現在休職中などで昼夜逆転して
しまっている人もいます。

睡眠時間も5時間ぐらいの浅い睡眠になっている場合もあります。

なんとか生活リズムを正そうと、朝9時までに
起きようと頑張っているケースがあります。

このような時優に先するのは、1週間や2週間で
何時間寝られたのかということです。

徐々に睡眠時間が取れるようになってくると、
体のエネルギーは増えてきます。

自律神経が働くにはエネルギーが必要です。
エネルギーが増えてくると、段々自律神経を
働かせる力が出来てくるので、体が元の良い
状態時のリズムに戻ろうとしてくれます。

良い状態に戻るまで時間がかかることもありますが、
焦らずじっくり続けていきましょう。

それまでは、生活リズムが乱れていても構いません。
何時間寝られたのかを優先にしましょう。

ご家族の方にも、そのことを理解してもらって、
昼でも寝ていられる環境を作りましょう。
昼ならお部屋のカーテンを閉めておきましょう。

このようなことを優先的に行ってみる時期というのも必要です。

そこから、次のステップとして生活リズムを気にしましょう。

何時に起きるのか、何時頃寝るのかを、
少しずつ良い方に戻していきましょう。

急には行わず、少しずつ戻していきましょうね。^^

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