続・怒りの解消法2
- 2016/7/4
- 私の考え
先週のブログでは、気分は伝染する事を書きました。
伝染する怒りの感情を防ぐ事も簡単に出来る事を、分って貰えた事と思います。
今日は、具体的に我家の実例を挙げて説明させて頂きますね!
それは、ある日曜日の事でした。
日曜にしては、早い時間の午後6時に帰宅すると奥さんと子供の様子がおかしいのに気づきました。
いつもと比べて明らかに雰囲気が悪いのです。
一応、「お帰り」と言ってくれたのですが、言い方にとげがあるのがすぐに分りました。
どうやら、奥さんと子供の間で喧嘩が勃発しているようなのです。
二人共に、イライラ感が爆発寸前まで達しているのは、明らかな所でした。
ここで、私までも「何を喧嘩してるンや!」と怒りの感情を出せば、火に油を注ぐ形になると思い、ある事を始めました。
それは自分の頭の中で始めるゲームです!
そのゲームとは、二人がその時、持っている怒りの感情を笑いの感情に変える事です。
簡単に言えば、二人を笑わせる事。
あなたにも経験ありませんか?
怒っていた筈なのに、誰かの一言につい吹き出してしまい、怒ることがバカバカしくなってしまった事が・・・。
勿論、喧嘩の当事者同士の場合、喧嘩相手を笑わせる事は難しいかも知れませんが、関係のない第三者からなら、意外と笑いの影響を受ける事があります。
話しを我が家に戻します。
二人は全く会話をせず、重苦しいムードが部屋中に漂っています。
私は雰囲気を気にせずに、いつもの通り、まず風呂に入り、それから夕食を食べる事に。
風呂に入りながら、頭の中で(どうやってこのゲームをクリアするか)と考えていましたが、考えがまとまらないまま、風呂から上がりました。
食卓には、3人分の食事の用意がしてありましたが、会話は無し。
テレビでは、丁度サザエさんが始まったところです。
瞬間、サザエさんネタで攻める事に決定!
ココカラは、私の頭の中で浮かぶもう一つのサザエさんストーリーを奥さんと子供に面白おかしく話します。
サザエさんは、息子のタラちゃんには甘いのに、弟のカツオには厳しい理由やサザエさんとマスオさんが結婚するまでの感動的なストーリーを私が創作して話すのです。
最初は不機嫌そうだった二人とも、5分後には話しに食いつき、「良くそんな話しが、作れるな」と呆れながらも、笑顔が出ました。
こうなればシメタもの!
いつも通りの賑やかな家庭に戻り、私のゲームはクリア出来たわけです。^^
皆さんも、もしこんな場面に出会った時、怒りの感染を受けず、逆に笑いの感染を広めるゲームをしてみませんか?
クリア出来れば良し!
出来なくても、怒りの影響を受ける事を避けるだけでも効果的ですよ。
是非お試しを!^^