不安を感じても良い理由
- 2015/4/14
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自律神経が乱れてしまうと、健康な時よりも不安を感じてしまう方が沢山おられます。
そして、それが苦痛で仕方ないと話してくれます。
でも、体調が改善するにつれて不安感は薄らいでいくのです!
不安感が薄れると、不安のない状態が当たり前に感じられてきて、「なぜあの時は、あんなに不安だったのか不思議です」とまで言ってくれます。
不安で仕方ないという状態は、体調がよくないから感じてしまうのです!
もし体調が万全ならば、不安で仕方ないということはあまりありません。
これには理由があります!
体調が悪いと不安感を起こしやすいのは、無意識のうちに周囲に対して警戒しているからなのです!
なぜ警戒するのか?
体調が良い時は、何か突然のアクシデントがあっても、それに対処する自信を潜在的に持っています。
でも、体調が悪い時には、すぐに対処する自信がないので、アクシデントが起こる前から対応策を練る必要があります。
ですので、アクシデントの起こる前から常に周囲に対して警戒しなければならないのです!
この心の動きは、原始的な本能と思われます。
野生の動物は、生き残るために、常に周囲に対して警戒を怠りません。
もし怪我でもしている時は、特にその傾向が強く、いつでも戦うか逃げることが出来るように、常に臨戦態勢です!
この状態を人間に当てはめれば、理解して頂けるかもしれません!
言わば、必要な不安感を感じているわけです!
不安は、体調が回復すれば無くなってくるものです。
不安を感じないように意識するより、体調が回復する方に気持ちを向けてみてはいかがでしょうか?
そうすれば、ある日不安を感じていない状態に気付くはず!
不安は感じてもいいんですよ!