激しいいびきは自律神経の乱れかも?!
大阪市で自律神経を整えることで、自律神経改善・あがり症克服のお手伝いをしている大阪城東メンタルヘルス気功整体院の上西です。
自律神経の乱れによって引き起こされるいびきや睡眠時無呼吸症候群について、意外と知られていないことがあります。
例えば、大量のお酒を摂取した後にいびきが出やすくなるのは、お酒が自律神経の働きを乱すためです。
また、ボクシングなど頭部への強い打撃を受けた後にいびきをかいて眠ると、危険な状態に陥る可能性が指摘されています。
これは、脳がダメージを受けて自律神経が正常に機能しなくなるためです。
いびきや睡眠時無呼吸症候群について話す前に、空気の通り道について少し説明します。
空気は口や鼻から吸い込まれ、咽頭(いんとう)や気管を経由して肺に至ります。
咽頭には上咽頭(鼻の奥)、中咽頭(口の奥)、下咽頭(これらの下部)の3つの部分があります。
上咽頭部と中咽頭部の間には軟口蓋(なんこうがい)と呼ばれる場所があります。
一般的には「のどちんこ(口蓋垂)」として知られる部分です。
この軟口蓋は筋肉で構成されており、飲み込む際に使用されます。
しかし、この筋肉の緊張が緩むと、仰向けで寝ているときに上咽頭や中咽頭の後方に垂れ下がり、空気の通り道を塞いでしまうのです。
軟口蓋の筋肉の適切な緊張を保つのは、自律神経の役割です。
具体的には迷走神経と舌咽神経が関与しています。
大量のお酒を摂取すると、これらの神経が麻痺し、いびきが引き起こされる可能性があります。
同様に、頭部への強い打撃によっていびきをかいている場合、迷走神経や舌咽神経の働きが停止していると考えられます。
これらの神経は「脳幹」という場所に存在し、生命活動を制御しています。
したがって、いびきは生命活動が正常に行われていないことを示唆しています。
睡眠時無呼吸症候群も、いびきと同様に軟口蓋が垂れ下がっていることが原因である可能性が考えられます。
これは自律神経の乱れに起因するものと推測されます。
まずは医師の診察を受け、検査を行うことが重要です。
軽度の場合や「検査結果に異常がない」と診断された場合、自律神経の乱れが原因である可能性があります。
さらに、いびきや睡眠時無呼吸症候群の場合、ストレスとの闘いではなく、むしろストレスに負け始めている状態であると言えます。
そのため、できるだけ早くストレスから距離を置くことが重要です。
自律神経の乱れがいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となる可能性があることを理解し、専門医の助言を仰ぎながら早めの対策を取ることが大切です。
健康な睡眠を取るためには、自律神経のバランスを整えることが重要です。
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