北風と太陽の話
- 2015/7/14
- 私の考え
マザーテレサが北風と太陽の話しを紹介している本を見つけました。
私の知らないもう一つの話に驚きましたので、以下に紹介します。
ココから
北風と太陽が「旅人のマントを脱がせる」競争をして、「旅人のマントを温かさで脱がした太陽の勝ち」となってますが、実は「一勝一敗」だったというのをご存じですか?
もう一つの勝負は「帽子脱がせ」競争でした。
有名な「マント脱がせ」競争の前に、最初の勝負はそれだったんですね。
「帽子脱がせ」競争ですが、太陽が燦々と光を浴びせると、暑くてたまらない旅人はしっかり帽子をかぶり、決して脱ぐことがありませんでした。
次に北風が、ぴゅ~と風を吹くと、帽子は飛んでいきました。
北風の勝ち。
「太陽が勝ち、北風が負け」という話ではなく、「状況に応じて、適切な手段が異なる」という寓話だったのです。
太陽の熱も、北風の寒さも「物理的な力」という点では一緒です。
いつのまにか「片方の話」だけ聞いて、私たちは勝手に偏った判断をしていたのですね。
ちょっと北風が可哀想です。
「幸せになる勇気 超訳 マザー・テレサ」
もり たまみ 著
泰文堂より
初めて聞きましたので、驚きのお話でした!!!
そう考えると、善も悪も無いのかもしれません。
そんな線を勝手に引いて、決めつけてしまう自分が少なからずいました。
北風が悪いわけでも、太陽が良い訳でもなく、そこに存在している有り難い事実があるだけですね♪
相手の長所や、それを発揮できる場所を探せる人でありたいです。