酸素と体の緊張について

今回のブログが今年最後となります。
今年もお付き合いいただき、ありがとうございました。

年末年始のお休みですが、12月30日から1月3日まで休院させていただきます。

1月4日から通常通りとなっていますので、よろしくお願い申し上げます。

今年最後のテーマは「酸素の重要性」について筋肉の面から書いてみたいと思います。

酸素と体の緊張について

  1. 酸素と体の関係

自律神経の乱れは主に「ストレス」から生じると説明されることがありますが、これがピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。

もっと簡潔に言えば、酸素不足によって筋肉が緊張してしまうことが原因です。

このことは施術中にしばしば話していますので、すでにご存知の方も居られると思います。

別の言い回しをすると、酸素が体内に十分に供給されていれば、筋肉は緊張しないのです。

酸素の一つの重要な側面として、「筋肉の緊張」に焦点を当てます。

<筋肉と酸素>
結論から言えば、緊張した筋肉を緩めるには、酸素が必要です。

逆に言えば、酸素が不足すると筋肉は緊張し続けます。

そして、この筋肉の緊張が脳に伝わり、脳も緊張します。

この状態が持続することで、不安感や不眠など緊張に関係するさまざまな症状が引き起こされます。

  1. 筋肉の特性

筋肉は物理的または化学的な刺激に反応して収縮する特性があります。

むしろ、筋肉は収縮することしかできず、自ら伸びる力はありません。

転倒、温度の変化、痛みなどから精神的なストレスに至るまで、さまざまな刺激に反応して収縮するのが筋肉の本能です。

筋肉は糸のような束で、これを専門用語で「ミオチン」と「アクチン」と呼びます。
簡単な図で表すと以下のようになります。

A ──────────
    B ──────────
A ──────────
ここでAがミオチン、Bがアクチンです。
筋肉が収縮すると、BがAに対して並ぶように左に動きます。

A ──────────
B ──────────
A ──────────
この状態が筋肉の収縮です。
Bが左に動いた状態を元に戻すためには多くの酸素が必要です。

ヨガやストレッチの際には全体に呼吸を止めないようにすることが重要です。

  1. 酸素不足の影響

酸素不足は神経を過敏にし、同時に筋肉の緊張を引き起こします。

筋肉が緊張している場合、ゆっくりと深呼吸をするだけでも筋肉は緩んでいきます。

筋肉の緊張を感じたら、穏やかな大きな呼吸を試してみてください。
これだけでも効果があります。

  1. まとめ

今回のメルマガでは、酸素と体の緊張の関係について紹介しました。

酸素の十分な摂取は、筋肉の緊張を和らげ、自律神経の調整にも寄与します。

日常生活で意識的に深呼吸を取り入れることで、ストレスの軽減や健康促進につながるかもしれません。

酸素の大切さを理解し、心と体のバランスを整えましょうね。

年末年始のお知らせ
12月30日から1月3日までお休みさせていただきます。
4日から開院します。

自律神経でお悩みの方はLINE予約できます。
LINE予約は以下をご確認ください。

https://line.me/R/ti/p/%40iza5781r

併設 あがり症(赤面症)専門の心理療法院
http://osaka-joto-chiro.net/

☆536-0021 大阪市城東区諏訪4-15-16 
マルシンビル104
☆ 06-6969-5620
☆ E-Mail: m_ue24@kit.hi-ho.ne.jp
☆ホームページ
https://oska-joto.com/
http://www.kit.hi-ho.ne.jp/joto-chiro/

自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長  上西 誠  

関連記事

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
ページ上部へ戻る