ADHD多動性障害について

(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)

ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものです。

また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されます。

ADHDは、次の3つを中心的な症状とする発達障害*です。

  1. 不注意(物事に集中することができず、忘れ物が多い)
  2. 多動性(落ち着きがなく、じっとしていることができない)
  3. 衝動性(思いついた行動を唐突に行う、順番を待てない)

症状の現れ方や程度にはかなり個人差があり、大きくは次の3つに分類されます。

  1. 混合型(不注意、多動性、衝動性の3つがみられる)
  2. 不注意優勢型
  3. 多動性・衝動性優勢型

 

当院に来られたADHDの方は、驚くほど落着きを見せるようになり、普通学級から特進学級に進まれました。

 

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