エネルギー補給の重要性

ストレスと自律神経

ストレスは自律神経にとって最も悪い影響を及ぼす原因とされています。
なぜなら、ストレスが蓄積すると体のエネルギーが不足し、自律神経の乱れが生じるからです。
ストレスが解消されても、エネルギー不足が解消されない限り、自然治癒力が落ちてしまい、回復力が妨げられます。
その結果、自律神経失調は続いてしまいます。

エネルギー補給の優先順位

体のエネルギー補給とは具体的に言うと、以下のものががあります。
・充分な睡眠
・水や酸素を含んだ栄養の補給
・適度な運動

以上が特に重要です。
これらの要素には次の優先順位があります。

1. 睡眠、2. 栄養補給、3. 体を動かすこと。

エネルギーを補給するためにはある程度のエネルギーが必要で、これは呼び水のようなものです。

わずかなエネルギーを消費して、より多くのエネルギーを生み出す仕組みです。

ペットを例に挙げてみましょう。
ペットが具合が悪いと、好きな食べ物に興味を示さずにじっと寝ることがあります。

これはエネルギー不足のためで、無理に食べるよりも休息して回復を試みていることを示しています。

同様に、人間も休息を取ることで回復し、その後に体を動かし、栄養を摂ることでエネルギーを生み出すことができます。

エネルギーを生み出す活動
エネルギー生産のプロセス

体を動かし始めると、最初はだるさや疲れを感じることがあります。

しかし、動き続けることで酸素や栄養が血液に乗って細胞に行き渡り、多くのエネルギーを生み出すことができます。

逆に体を動かさないと回復が進まないため、徐々にで構わないので、活動を増やしていくことが大切なことです。

寝ることや食べることも大切ですが、これだけでは元気な状態になるまでに時間がかかります。

早く回復したい場合は、適度な運動が非常に有効です。

無理をしないことの重要性
無理をしないこと

ただし、無理をしないことも重要です。
自律神経が乱れている人は通常、過労が原因です。
自分の限界を超えてがんばりすぎることで、体が疲弊し具合が悪くなってしまいます。
適切な休息と運動を組み合わせることで、無理なく効果的な回復が可能です。

激しい運動や無理な動きは必要ありません。
適切な動きや運動を通じて、元気な自分に戻るためのプロセスを進めましょう。
無理をしないことが、持続的な健康と自律神経の調整に繋がります。

まとめ

自律神経失調を克服するためには、エネルギー補給において優先順位を考慮し、睡眠、栄養補給、適度な運動を心がけることが重要です。
また、無理をせず、適切なペースで活動を進めることで、持続的な改善が期待できます。
自分の体と心に注意を払い、バランスを保ちながらエネルギー補給を行い、健康な自律神経を取り戻しましょうね。

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自律神経の乱れから腰痛、肩こりまで
大阪城東メンタルヘルス気功整体院
院長　　上西　誠