足がつったら…

朝夕、秋めいてきましたね。

気温が下がりだすと、足をつる方が増えてきます。

この足がつる症状は就寝中に襲われることが多いです。

原因としては

1)筋肉の過疲労 2)筋肉の弱体化(運動不足) 3)冷え(クーラーや扇風機) 4)脱水状態(カリウムやナトリウム不足) 5)ミネラル、特にカルシウムやマグネシウム不足

ざっとこんな感じです。

ただ(4)の脱水症状による筋肉のつりは、からだの危険信号ですから、注意してください。

激しい運動をする方は(1)の筋肉の過疲労で、足がつるケースになります。

もちろんその背景には発汗によるミネラル不足があるのですが、このように日頃しない運動をした場合は、筋肉のけいれんを引き起こしやすくなります。

さて、「足がつる」で一番多いのが“ふくらはぎ”。

次いで、土ふまずの親指側の筋肉、そしてスネの筋肉です。

それぞれで対処法が異なりますのでご紹介しましょう。

 

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まず“ふくらはぎ”の場合は、足を真っすぐに伸ばして、つま先を自分の方に反らします。

パートナーがいる時は、足裏全体を握って反らしてもらってください。

誰もいない場合は、タオル等でつま先をひっかけて、自分の方へ引っ張り、つま先を反らします。

この方法でふくらはぎの筋肉を伸ばすのです。

“土ふまず”の場合は、同じ姿勢ですが、親指を主にして意識を土ふまずに持っていきます。

うつ伏せになって、親指を反って、指の腹を床に押さえつけるのも効果的。

次にスネの筋肉ですが、これは今までの二つの方法をしてしまうと逆効果になってしまいますので気をつけてください。

対処法は、バレリーナのようにあし先をピンと伸ばして、スネの筋肉を伸ばすのです。

正座をしても良いです。

ただ、それぞれ伸ばした時に力を入れすぎると、縮めた側の筋肉をつってしまうので、良い加減で行ってください。

シーソーみたいに裏と表と交互につってしまうケースもありますから。

余裕があれば蒸しタオル等でしばらく温めて血流をよくするのもグットです。

対処法を間違えると筋肉を痛め、シコリになってしばらく筋肉の痛みが引かなくなりますので、注意してくださいね。

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