言葉の使い方
- 2016/9/5
- 私の考え
今回は言葉についての話です。
言葉の使い方によって、気分は変わってくるものです。
以前から言葉の使い方を意識していたので、家庭内の会話の中でも気づきを得る事がよくあります。
子供が中学校の時の出来事です。
1学期が終わり、子供が成績表を持って帰ってきた時でした。
結果はいつも通りの「ア~~ァ」といった中身に激怒した奥さんが、こう言いました。
「もっと勉強しなかったら、高校に行けないぞ!」シュンとする子供。
我が子を思う母の気持が言わせたセリフですが、この言葉を頭の中でイメージすると、高校に合格出来ないイメージになってしまいます。
それは、上記の言葉の中に否定形の言葉が2つも入っているからです。
「勉強しなかったら」と「行けないぞ」が否定形にあたります。
それよりも、この様に言い換えればどうでしょうか?
「もっと勉強すれば、高校に行けるよ!」
どうですか?
前向きな気分になれると思いませんか?
同じ励まされるなら、こちらの言葉の方がやる気が出てきそうに感じますよね!
この場合、肯定する言葉が2つ入っているから、気分も前向きになれるのです。
子供には、この様に言い換えて励ますと、少し笑顔を見せてくれましたが、後で奥さんからこっぴどく怒られたのは言うまでもありません。( p_q)エ-ン