睡眠をとれてますか?
- 2023/2/17
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まだまだ寒い日々が続いています。
寒いと布団から出たくないですね。
ということで今回は睡眠について書いてみましょう。
< 睡眠のはたらき >
睡眠の効果については、その他の人間の体に関することと同様に、
すべてが解明されているわけではありません。
そのなかでも、はっきりしているものについてみてみましょう。
1.成長
グロースホルモンのはたらきによって、細胞の増幅成長を促します。
子供の成長には欠かせませんね。
2.修復
グロースホルモンによって、傷んだ細胞の修復を行います。
成長させるだけでなく、修復を行ってくれるので元気になります。
アンチエイジングでお肌もつやつやに!
3.疲労の回復
老廃物を除去して、機能の回復を行います。
ゴミがたまっていると、疲れが抜けないし、
能力のパフォーマンスも低下します。
またアルツハイマーの予防にもなります。
4.情報処理
情報を統合処理して、スムーズな神経伝達のための最適化を行います。
ただ回復をするだけでなく、バージョンアップします。
< 睡眠不足による影響 >
睡眠にはいろいろなはたらきがありますが、
それでは睡眠が不足することで、どのような影響が出るのでしょうか?
1.グレリンの増加
食欲が抑えられなくなったり、太りやすくなったりします。
2.細胞の修復力の低下
細胞が傷ついた状態が戻りきらないために、
肌が荒れたり、炎症が常態化して様々な不調につながったり、
機能が低下したりしてしまいます。
3.エネルギーの低下
疲労が回復しきれないということは、
ガソリンが少ない状態でいることと同じようなもの。
エネルギーの不足によって、
免疫機構や自律神経にもエネルギーを回せないので、
簡単に具合が悪くなってしまいます。
4.パフォーマンスの低下
細胞が傷ついたり、たまったゴミが排泄されていなかったりするために、
作業効率が下がってしまいます。
7時間睡眠が5時間睡眠になると
約30%程度パフォーマンスが下がるといわれています。
そのことに本人の自覚は全くないのだとか。
< 適切な睡眠 >
このように、睡眠による影響は多岐にわたっています。
私たちが効果的に睡眠をとり、エネルギーチャージをするために、
何が大切かをみていきましょう。
1.睡眠時間
睡眠時間が7~8時間ぐらいの人の平均余命が
最も長いというデータが出ています。
つまり長生きできるということですね。
7時間より少ない場合や、逆に8時間よりも多い場合も、
平均余命は短くなります。
あまり寝すぎても良くないのですね。
起きているときのパフォーマンスを回復させるということを考えても、
7~8時間は睡眠をとることが良さそうです。
2.睡眠の質
とくに寝はじめる最初の睡眠のときにグロースホルモンが分泌されます。
そのため、いかにスムーズに睡眠に入れるかがとても重要です。
深い質の良い睡眠をとるためには、
睡眠の前に神経が興奮するような刺激を与えないこと。
寝る前のスマホは控えましょう。
また日中にある程度、外に出かけて活動して、
覚醒と安定のホルモンであるセロトニンを分泌させ、
睡眠のホルモンであるメラトニンが
分泌しやすい状態を作っておくことが大切です。
3.就寝時間
メラトニンは、活動し始めてから14時間ぐらいで分泌され始め、
16時間ぐらいでマックスになります。
つまり睡眠8時間のリズムは理にかなっているのですね。
もし朝7時に起床するなら、入眠時間を考えても
夜11時ぐらいには床に就くのが良さそうです。
質の良い睡眠をたっぷりとることは、
ただエネルギーチャージをするだけでなく、
ストレスも軽減させることができます。
プラスを増やして、マイナスを減らす。
そのためにもぐっすり眠って、元気な毎日を楽しみましょう!