自分の欲求が満たされず、 欲求不満が体を緊張させて疲れさせる、 といわれたら、 どう感じますか?

自分の欲求が満たされず、
欲求不満が体を緊張させて疲れさせる、
といわれたら、
どう感じますか?

皆さん欲求が満たされていますか?
満たされている人は元気で健康でしょう。

しかし、責任や社会性がありますので、
現代社会で完全に欲求を満たしている大人は
中々いないでしょう。

欲求を求め、満たしている人がいると聞いて、
どんな人を思い浮かべますか?

そうです、乳児や幼児です。

乳児や幼児の欲求は何だと思いますか?

一番は生きていくことです。
お腹が空けば泣き、オムツが不快なら泣き、
自分の欲求を「泣く」ことによって表現し、
両親、大人に欲求の充足を求めますね。

子どもにとって生きるということは、
欲求が満たされるか否かなのです。

欲求が満たされない子どもは、どうなると思いますか?

ネグレクトや虐待をするような大人に育てられると、
欲求を表現しなくなり、感情も出さない様にして、
我慢、耐える、感じないという、
生きるためのすべを身につけます(可哀そうです)。

子ども時代だけではなく、青年期や大人や高齢者でも、
欲求を表現や感情を出せなくなる場合があります。

例えば
・学校、職場での無視、いじめ。
・夫婦でのコミュニケーションがない。仮面夫婦。
・高齢者のコミュニティーでの差別。

自分がしたいことや言いたいことを
無視、否定、抑圧されると、
欲求が満たされなくなります。

この様な状態になると、
体の表現が出来なくなったり、言葉を発しなくなったりし、
感情を感じない様になってしまいます。

そうなると、筋肉の硬直や慢性的な筋緊張が起きます。
肩こり、首こり、背中の痛み、
喉の締め付け、息苦しさなどが出てきます。

慢性的な筋緊張が起きてしまうと、
自分の欲求が分からなくなり、
思考なのか感情なのかも分からなくなります。

< 筋緊張を取る方法 >

1.体を動かす。
 歩く、ヨガ、ストレッチ、ラジオ体操など
 簡単なものから始めてください。
2.整体、マッサージ、お風呂、サウナなど
 外的な体の刺激を入れる。
3.話す。
 カンセリングでもいいですし、
 何でも話してもいいと思える人に話す。

まず重要なことは、
筋肉を使って体を動かし、筋緊張を取ることです。
筋肉の緊張が取れれば、
自分のやりたい事や感情が少しわかってきます。

筋肉の緊張が取れるということはリラックスすることなので、
深い睡眠に入れます。
睡眠欲求が満たされる⇒脳の疲労が取れます。
脳の疲労が取れると、
自律神経が活性化して内臓を正常に動かします。
お腹が空く⇒食欲が満たされ
栄養が満たされる⇒行動意欲がわきます。
人にやさしくなり、異性に興味がわく⇒性欲が上がります。

我慢、耐える事ばかりではなく、
自分を上手く理解して表現することで、
元気に楽しく生活しましょう。

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