「どうしたら、不安を感じないようになりますか?」という質問をあがり症の患者さんから受けることが良くあります。

ここで多くの方が「不安を感じる事はいけないことだ」と思っているところに、少し勘違いがあるように思います。

適切な不安を感じる事は、決して悪い事ではありません。
不安を感じないで行動することは、大きなリスクを負うことになります。

リスクが怖くて行動しないことも良くありませんが、どうせならリスクが少ない方法を考えたうえで行動するべきですよね。

その為には、不安を感じる事も必要なことです。
ですが、自律神経が乱れてしまい、その結果不安を感じやすくなって、「不安神経症」という病名がついたら、それはまた別の話です。

脳の「扁桃体」という部分が不安感を信号として出す部分なのですが、その扁桃体が何らかの原因で暴走しだしてしまい、不安という感情を出し続けてしまうと、「不安神経症」になってしまうと考えられます。

ですので、この扁桃体の暴走を止めれば、不要な不安は感じなくなると言えます。
ではどうすれば、扁桃体の暴走は収まるのか?

DLPFCという脳の部分がその暴走を止めてくれます。
アメリカのうつ病治療では、DLPFCに磁気刺激を与える方法があります。

日本では認可されていない治療法ですが、この結果多くの方が改善されているという報告がなされています。

当院では、磁気刺激を与える機械はありませんが、同じ原理でDLPFCにエネルギー療法を使って刺激を与えております。

その結果、多くの方に不安感の解消という効果が出たようです。
もちろん、一度で完璧というわけではありませんが、回数を重ねるたびに不安を感じにくくなっていかれるようです。

文頭の質問の答えですが、不要な不安を感じなくなるのは、扁桃体が暴走しなくなれば、感じにくくなると思います!

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