音は、毒OR薬?
- 2022/3/4
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自律神経が乱れると、聴覚が過剰に反応して音に
ストレスを感じることがよくあります。
自律神経は、体の状態を維持するようにはたらいているので、
変化が少なければ少ないほど、負担が少なくなります。
寝る時間や食べる時間、環境などが変わると負担が増えます。
したがって、
例えば寒暖差が大きいと調子が悪くなりやすくなります。
生理や妊娠、閉経などの、
いつもとは違う負担がかかることでも、
具合が悪くなりやすくなります。
変化が大きすぎることで自律神経に負担がかかり、
気象病やPMS、産後うつ、更年期障害などの
自律神経失調症になりやすくなるのですね。
< 音のストレス >
音自体は大きな変化をしても
体に負担を与えるわけではありませんが、
音の聞こえ方が負担になることが多いです。
騒音、爆音などの大きすぎる音は当然ストレスなので、
それが原因になった近隣トラブルなどもよく耳にします。
聴覚過敏症、耳鳴りなどの場合は、
音が必要以上に聞こえすぎてしまい、
ひどい場合はノイローゼになったりします。
難聴などは逆に聞こえないことがストレスになるのですね。
また、人の声などの場合、
過去の体験によるトラウマがあったりすると、
同じような声を耳ざわりに感じたり、
それによってストレス度が上がったりします。
< 音による癒し >
音が、ストレスではなく、
ストレスが解消される方向にはたらくことも
もちろんあります。
好きな曲を聞いてノリノリになってはじけたり、
気分が盛り上がったり、
リラックスしたりすることもあるでしょう。
ギターやピアノなど楽器を弾いたり、
カラオケで歌ったりすることで、
発散し、リフレッシュすることもできます。
そこでリフレッシュしたり、
リラックスしたりすることができるのは、
音の周波数、波形によって、
体への影響があるからなのですね。
実はこの宇宙に存在している物質は
素粒子レベルでは振動しており、
振動による波によって固有の周波数をもっています。
目に見える色などにも周波数があり、
音にももちろん周波数があります。
治療器具でもありますが、
低周波、高周波、超音波なども、
耳にされたことがあるのではないでしょうか。
小鳥のさえずりや、小川のせせらぎなどの音にも代表される
1/Fゆらぎというリズムは、
生体に含まれているリズムのため、
同調することでα波が出ることが知られています。
その、規則正しくありながら不規則な部分も兼ね備えたリズムによって
セロトニンが分泌され、安心感を抱き、
リラックスすることができるのですね。
また、モーツァルトの音楽のような
4,000Hzほどの高周波の音楽を聴くと、
脳幹や視床が刺激され、免疫系が活性化されます。
そして自分の好きな音楽を聴けば、
テンションが上がり、ドーパミンが分泌されるのですね。
聴くだけでなく、歌ったり弾いたりしても同様であり、
こうした幸せホルモンの分泌によって心身は回復していきます。
自然の中の音や音楽など、音とうまく付き合うことで、
これからの人生を大いに楽しんでいきましょう。^^