ある患者さんからお手紙をいただきました。
過分なお褒めの言葉をいただき、実際の自分と一致できていないことから掲載を迷いました。
でも、同じような症状でお悩みの方にこういうこともあるということを知ってもらうため、了解いただいたうえで公開させていただく運びとなりました。

上西先生 いつも有難うございます。
突然のお手紙すみません。
待合室に貼ってある患者さんからのメッセージを見る度、いつかお礼を書きたいナァと思っておりましたが、長々となりそうなので、手紙を書くことにしました。
先日お聞きしたとおり、あの日思い切ってトビラを開いてから2年と半年が経ったのですね。
今の自分は信じられないくらい元気です!!
昨日もパーキンソン友の会の集まりに参加したところ、初めて会った会の人達に「あなたは健常者ですか?」と尋ねられること多く、「実は以前は一人で何も出来ないくらい体調が悪い時もあったのですよ」と説明するのに大変(笑)でした。
嬉しい悲鳴ですね。
今思えば先生との出会いは、その時の私にとってはまさに「救世主」でしたね。
当時、パーキンソン病と診断されていて、病気の不安もありましたが、それ以上に環境によるストレス、怒り、生活への不安を抱いていた為、身体の治療以外に、カウンセラー的な治療(特に先生の人柄、相性が合うこと)が必要だと、自分なりに情報を集めておりました。
でもなかなか見つからず、とりあえず近くの接骨院に通っていました。
パーキンソン病はわかりにくい病気で、発症原因もよくわからない。
人によってさまざまなのでしょうか。
しかし私の場合は、自分で原因をつかんでその元を正さないと治らないと確信していました。
いました。
数年前からの疲労に加えて、かなりのストレスが病気の原因だと…。
だから何より心因的な治療が必要で、心や体に蓄積されたごみを吐き出し、自分の中で抱えている問題を整理し、掃除したら体もいい方向へ向かっていくのではと考えていました。
そんな時出会ったのが上西先生です。
初めて先生に施術を受けた時、何とも不思議な体の変化を感じ、感動しました。
施術もすばらしいものでしたが、それよりも私が通院し続けた理由は、先生の人柄です。
患者の心を包み込んでくださる包容力と、信頼感、安心感etcです。
先生の前に出ると素直に心を広げ、泣けるのです。
私はめったな事で泣かないし、甘えることもない強情な性格です。
そんな私を心までときほぐし、迷っているときには、さりげなく助言し、又は色々な本を読ませて下さいましたね。
毎回、愚痴か不満かわからない心の奥の叫びを忍耐強くじっと聞いて下さったことで、心が安定したのでしょうね。
一番大変な時支えて下さり、本当に有難うございます。
感謝しています。
これからもこの病気と一生つきあっていく道中で、様々なことがおこってきて一喜一憂するときもあるだろうけれど、(人生それも楽しみ)と、全てに感謝して笑顔で生きていきたいです。
私が上西先生と出会えて元気になれたように、私も周りの人に元気を与えていけるような生き方をしていければ嬉しいです。

感謝の気持ちを伝えたかったのに、長々となってしまいすみません。
ひどい状態のときは字も書けなかったのに、少しは書けるようになり、嬉しくてついつい長くなってしまいました。
どうかこれからも変わらず、患者さんの救世主でいてください!
その為にも大事なお体、ご自愛くださいね
”先生の健康は、みんなの幸せです!”よ。

院長の返信
お手紙ありがとうございました。
本当にあの時から比べると、別人のように元気になられましたね。
当院を評価していただけて本当にうれしいですが、これは○○さんの病気に負けない力のおかげです。
当院は少しそれを後押ししただけですよ。
これからも、微力ですが力になれたら幸いです。^^

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