人前に立つのが不安な時は、しっかり地に足をつけましょう。
あがり症で人前に立つのが不安だという方は、体が不安定になっているかをチェックしてみましょう。
実は、不安には体の隠れた部分に大きな原因があります。
それは体幹のバランス・安定です。
安定というと、「不安なんだから心が安定しないのは当たり前」と思いがちですが、ここでいう安定は‘体’のことを言います。
体が安定しないと心も安定しなくなります。
つまり、不安になりやすくなります。
では、体の安定とは何なのでしょうか。
それは、「足」が非常に重要になっているということです。
足は構造上、体を支えております。
不安の方は、この足に意識がいっていない方が多いのです。
考えすぎや焦りがある方は、頭や腕などに意識がいっており、足が自分の意識から離れています。
つまり、足が自分の足と感じていないということが起きているのです。
このような方は、足の小指をタンスの角などにぶつけてしまったり、何気ないところで足が引っ掛かり、転びそうになったりする方も多いです。
このように、足に意識がいっていない状態が心を不安にさせます。
ですから、自分の足を意識して「自分の体は自分の足できっちりと支えているんだ」と感じながら立つことが重要になります。
ちなみに、このように立つことをグランディング、あるいはグラウンディングと言います。
これを続けるだけで不安が軽減していく方が多いです。
ぜひ不安を感じたときは、地に足をしっかりとつけることを意識してくださいね。^^