病院で採用されている方法
今回は病院でも取り入れられている自律神経訓練法を紹介します。
以下の順番で一つずつやってみましょう。
●基本姿勢
椅子に深く腰掛け、体の力を抜く。
ひざは拳(こぶし)1つ分開いて両手の手のひらをひざの上に置く。
頭はやや前に傾ける。
「気持ちがとても落ち着いている」と心の中で繰り返して、リラックスする。
●重感・温感の訓練
・ 重感の訓練……まず、右手に意識をもっていき、「右手がとても重たーい」と心の中で繰り返す。
右手が重く感じたら、左手~右足~左足の順に重感を得ていく。
・ 温感の訓練……・と同様、「右手が温かーい」と心の中で繰り返し、左手~右足~左足の順に温感を得ていく。
全身が暖かい感じになったら、「解除」を行う。
●解除の仕方
・ 両手を3回、ゆっくり握って開いてから、腕を曲げながら力を入れる。
・ 両手が肩に触れるまで深く曲げ、両手を深く握りしめる。
・ 力を抜きながら、両腕をゆっくり前に伸ばす。
・ 両手を上に伸ばし、足のつま先まで力を入れて、思いっきり伸びをする。
最初は難しいかもしれませんが、就寝前に布団の上でリラックスした状態でやってみましょうね。^^