恥ずかしい過去の記憶

当院にはストレスから体調不良になった方が沢山来られています。

病院では症状改善の為に行う事は、薬を服用する事が主ですが、それでよい方に進めば良いものの、各種薬をのんでも改善しない方も居られます。

そんな方々や、どうしても薬を飲みたくないと思う方々にお役に立てられれば思い、自律神経調整を施術させて頂いているわけです。

何故お役に立ちたいと考えたかというと、私の身内にもストレスから自律神経を乱して苦しんでいた人がいたからです。

2013最後の夕日

その当時の私はまだ学生で、「自律神経」という意味さえ知らない時期でした。

社会も今現在より、心の健康に対する意識が低くて、間違った情報が信じられていました。

「甘えているだけだ!」「気合いを入れば治る!」こんな考えがまかり通っていたのです。

当時の私もその考えが正しいと信じており、その身内によく「甘えるなよ!」と責めたこともありました。

身内は自分を誰も理解してくれない事から、家庭内暴力に走った時期もあったようです。

家族は毎日苦しんだのですが、一番苦しかったのは本人だったと思います。

その後、徐々にですが心の健康を取り戻して、今は元気に過ごしているとのことです。

その苦しさや辛さを少しは知っているから、薬や各種治療法で改善されない方が相談に来られると、少しでもお役に立ちたいと思うのかも知れません。

その当時の事を普段は忘れているのに、何かの切っ掛けでふと思い出したりします。

昔の間違った行動を、これからもズ~ッと戒めていかなければならないと今も思っています。

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