悲しみが癒えるまで

人は生きていると、どうしてもつらい事や悲しい事に遭遇しなければなりません。
そのつらい事、悲しい事を経験した後、これらの事から立ち上がるために、あるプロセスを経ていきます。

とても参考になった本の中から、抜粋して紹介してみます。

「悲嘆のプロセス(4段階)」です。

(1)ショック 激しい衝撃の後、自分を守るために現実感がマヒする

「きっと何かの間違いだ」 と否認する

マヒから醒め、パニック(泣き叫ぶ、眠れない、等)に陥る

(2)怒り 「なぜ自分がこんな仕打ちを受けるのか」 と怒りを覚える

周囲の人や、特定の個人に対して、敵意という形でやり場のない感情をぶつける

(3)落ち込み 「あの時、こうしていれば・・・」 と後悔し、自分を責める

幻想にひたったり、孤独の中で悲しみにくれる

すべてが虚しくなり、気力を失う

(4)受容 あきらめとともに現実を見つめる

少しずつ希望が戻ってくる

悲しみが消えるわけではないが、自分が扱える大きさにまでなり、新たな人生を歩み始める

(『グリーフ・ワーク』 水澤都加佐 著、アスク選書2 より)
s_DETA_020
以上が「悲嘆のプロセス」です。

今、とてつもなくつらくても、必ず立ち上がる時が出来ます。
(4)の受容の気持ちになるまで、悲しんだり、落ち込んでも良いんですよ。

自分に悲しむことへの許可を出してあげましょうね。^^

関連記事

2024年3月
« 2月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
ページ上部へ戻る