冬季うつとは?
- 2014/11/5
- 私の考え
「冬季うつ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは他の季節は何でもないのに、毎年晩秋になると、うつの症状が出てくる状態のことを言います。
でもなんで、秋冬シーズン限定なんでしょうか?
1番の原因は、日照時間の短さ・・・つまり「太陽光の不足」にあると言われています。
冬は他の季節に比べて日照時間が短く、光の刺激が減るため、目に入る光の量も少なくなります。
そうすると、神経伝達物質のセロトニンが減り、メラトニンが脳の松果体から分泌されるタイミングが遅れたりと体内時計が狂いやすくなり、それが引き金となって体調不良に陥ってしまうのです。
そんな「冬季うつ」の対処法は、なんといっても「日光に当たる生活」を心がけること!
「冬季うつ」の症状は、日光に当たる時間が長ければ長いほど軽快する傾向があるそうなので、生活の中でなるべく太陽の光を取り入れるようにするといいかもしれませんね。
また「冬季うつ」に限らず、神経伝達物質のセロトニンが不足すると、うつ病の症状が出やすいと言われているので、セロトニンの原料となる必須アミノ酸「トリプトファン」が多く含まれた肉、魚、大豆などのたんぱく質を摂取するのもいいかもしれません。
このトリプトファンの吸収には、ビタミンB6が必要不可欠なので、ビタミンB6が多いバナナやさつまいも、レバー、青魚なども合わせて取ると更に効果的とか。
「冬季うつ」の症状にピンと来た方は、ぜひ試してみてください!