簡単なストレス発散法は…
- 2022/4/15
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新たな環境や季節の変わり目でストレスを感じてませんか?
ストレス発散のために、運動や飲食、
気の知れた人とおしゃべりなどをすることがあるかと思います。
この他に、
涙を流すことでストレスを発散しましょうというのが
今回のテーマです。
< なぜ涙を流すと良いのか >
涙には、
コルチゾールというストレスホルモンが入っています。
涙を流すということは、
ストレスを体の外に出すということ。
ストレスを出す訳ですから、
体と心にとてもいいことになります。
泣く前には、
交感神経が優位に働いて涙腺を刺激します。
そして、涙を流すことで一気に副交感神経が働きます。
副交感神経が働きリラックスモードへ向かうと共に、
自律神経の活性化にも繋がります。
感情が湧いたらしっかり最後まで泣くことが、
自律神経にとって有意義なのです。
泣かないようにするのは、
ストレスをグッと堪えて内に溜めておくことになります。
ストレスは、自律神経を使って解放してあげないと、
発散できません。
イライラしているのに、
そのイライラを我慢して時が過ぎるのを待っても、
発散にはならないのです。
ストレスが出たら、早めに発散させてから
リラックスモードにする。
感情が湧き、涙が出そうになったら、
しっかり泣いてからスッキリする。
この流れが、ストレスを緩和させるのに必要なのです。
また、涙には苦痛を和らげ、幸せを感じる
エンドルフィンというホルモンも入っています。
これは、モルヒネの6倍以上の量といわれます。
痛い時に涙が出るのも、
その痛みを和らげようとする体の反応という訳です。
これらのことから、涙を流すことが
ストレスを発散させ、苦痛を和らげ、
リラックスモードに向かわせてくれるといえます。
< 泣くための準備 >
うつ症状で感情が出てこない場合、簡単に泣けません。
この場合、
体の緊張が強くなっていることがあります。
自律神経の乱れによって、
筋肉の緊張が生じています。
交感神経・副交感神経が上手く機能していないのです。
筋肉を和らげておくことで、自律神経の機能が良くなり、
体が涙を流す準備に入れるのです。
例えば、施術などで体がほぐれてくると、
涙が勝手にこぼれてくることがあります。
そして、出来る範囲で強めの筋肉運動(交感神経)と
腹式呼吸やストレッチ(副交感神経)を取り入れて
自律神経を活性化させ、
涙が出やすい状態に持っていきましょう。
また、涙を流すことをしてこなかった人も
簡単に泣けません。
人前で涙を見せるなんて・・・
なんとなく、涙を堪えていた人もいるでしょう。
泣くための感情が活性化されていないのです。
先ずは、自分の感情を感じてみましょう。
今は、どんな気持ちか・何を感じ思ったか。
言葉に出して、紙に書いて、外に感情を出しましょう。
そのことで、
少しずつ泣けるスイッチが入りやすくなります。
感情が湧いて出てくる人なら、
感動する映画を観たりして泣いてみましょう。
ストレスが溜まった時に、
体と心を泣ける状態に持っていき、
しっかり泣いてみてください。
そのあと、スッキリしますよ。^^