発声と喉のつまりは関係します

以前のブログで声を出すことの大切さを
紹介しましたが、憶えておられますか?
今回はそれに関連することを書いてみますね。^^

< 声を出さないデメリット >

・声帯が退化する
声帯が退化することにより、か細い声になり、
相手に自分の意志を伝わりづらくなるため、
人間関係のストレスが上がります。
老人の声がかすれて聞き取りづらいのは、声帯の退化です。
お年寄りでも、声が大きくよく話す人は、
認知機能がしっかりしている印象です。

・顔面の筋肉が弱くなる
口周りの口輪筋が弱くなり、顔全体が下降して、
口元のシワ、たるみの原因、老けた表情になります。

・食べ物が喉に詰まりやすくなる
咽頭収縮筋が固くなります。
老化でも固くなっていきますが、
ストレスで交感神経過剰緊張が起こると、この筋肉が固くなります。
「ヒステリー球」などです。

声を出して話すことの重要性が理解できましたか?

本来、人は声を出す事で、ストレスから逃れようとしてきました。
赤ちゃんを想像してください。
赤ちゃんのストレスは何でしょうか? 空腹、眠い、お尻の不快です。
大きな声で泣きませんか? 泣いて声を出してアピールしているのです。
赤ちゃんがスマホで伝えますか?

不安な時、苦しい時、辛い時は、
声を出して自分のことを分かってもらいましょう。
声が出せないと、生命の危機にさらされます
(話しても分かってくれないからと話すのをやめるのは、
ストレス過剰状態になります)。

< 声を出す事は運動 >

体だけ鍛えても、顔が老けていたら悲しくないですか?
体を動かす時に、仲間やトレーナーさんが居て、
会話して笑ったりすることで、
口輪筋、咽頭収縮筋が鍛えられます。
スポーツジムで体を鍛えるより、友達と長話をしている女性や、
若いインストラクターと会話して楽しんでいる人は、
ストレスを発散していますね(ジムに行く目的からずれているかな)。

声を出す事は運動なので、
体調が悪い時は話さずゆっくり過ごす事が重要になります。

< 体調が悪く、喉のつまり感を感じる人へ >

喉の詰まり感や食べ物が喉を通過しづらい時の対処法をお伝えします。

1.「空えずき」
喉の奥を、指やスプーンなどで軽く触れて
「おえ~」ってさせることをしてみてください。
咽頭反応といい、咽頭収縮筋のストレッチになります。
胃の中に物があると嘔吐してしまいますので、空腹時にやってください。

2.「顔ヨガ」
顔の全体のヨガで、発声もしたり、眼球を動かしたりしますので、
脳神経が活性化し自律神経にも有効です。

3.「一人カラオケ」
声が出しづらい時に
友人や知人とカラオケに行くのがストレスになる人には、お勧めです。

4.「ボイストレーニング」
レベルを上げて。いい声も出したい方、
印象を良くしたいと思っている方に。

声を出せない事は、ストレスです。
自分の思いを声に乗せて出せる環境を探してくださいね。^

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