過敏性腸症候群

自律神経の乱れにより、便秘と下痢を繰り返す方が沢山おられます。

その状態を、過敏性腸症候群と呼びます。

過敏性腸症候群は、検査しても異常な原因がないのにもかかわらず、下痢や便秘を繰り返す症状のことです。

特に慢性下痢型の方が多いように思います。

慢性下痢型は、ちょっと神経を使ってもすぐトイレに行きたくなり、軟便
や水様便になるので神経性下痢とも呼ばれています。

下痢は長期間にわたって起こりやすく、重症の人はいつどこで便意を催すかもわからないので、トイレのついていない快速電車には不安で乗れないし、会社に出勤する途
中でも数回、トイレに行かなければならないという人もいます。

大腸の運動機能を調節している自律神経に異常があったり、精神的な不安
や緊張、興奮、悲しみや怒りなどの感情の起伏や、仕事や対人関係の悩みなどがストレスとなり、それらが引き金となって症状があらわれます。

また、もともと神経質な性格や自律神経系の不安定な素地のある人に、暴
飲暴食、アルコール類、冷たいものなどの食事因子、過労、感冒、身体の冷えなどが起こると症状があらわれることもあります。

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精神的なストレスや、食生活の乱れによって起こる場合が多いので、これらを解消することが基本となります。

まず精神的に不安定な状態を解消し、ストレスの原因となっているものを
はっきりさせて、これを取り除くことが大切です。

ストレスに対して強い体を作るため、ビタミンとミネラルの摂取が
重要であり、腸の働きを良くするには食物繊維が必要です。

心当たりのある方は、参考にしてくださいね!

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