肩こりと自律神経の関係
- 2013/9/25
- 肩こり
朝夕益々涼しくなってきましたね!
ところで、「毎日のようにマッサージを受けても、肩こりが取れない」なんてことはありませんか?
それは、もしかしたら自律神経が関係しているのかも知れません。
肩こりは、なぜコリを感じるのでしょうか?
簡単に言うと、それは酸素が欠乏しているからです。
筋肉は、酸欠状態ですと、痛みやコリを感じたりシビレを感じたりします。
ではなぜ、筋肉が酸欠になるのか?
それは酸素を運んでいる血液の流れが悪いからです。
自律神経が乱れると、交感神経の働きが活発になりすぎます。
交感神経は、血管の幅を狭くする働きがあり、血流を悪くしてしまいます。
その為に、筋肉が酸欠状態に陥るのです。
このことから長期間、重だるい肩こりが続く方は、自律神経の乱れを疑ってみても良いと考えられます。
この状態が続けば、この痛みがストレスとなり、さらに自律神経を乱す原因となります。
すると、益々痛みが激しくなるという、悪循環が始まってしまうわけです。
①肩こりが激しい
↓
②筋肉が縮む
↓
③筋肉が血管を締め付けて血液の流れが悪くなり、痛みが激しい
↓
④痛みはストレスとなり、自律神経を乱す
↓
⑤乱された自律神経は、緊張させる神経が優位となり、更に血管を細くする
↓
①に戻る。
といった具合に悪循環になってしまいます。
この悪循環を断ち切るためには、自律神経の乱れを解消すればよいのです。
当院では、肉体面、精神面の両面からアプローチして自律神経を安定する方向に導きます。
肩こりでつらい方は、肩を温めて血流を良くしてくださいね!