あがり症の方の特徴として、何か行動しようとする時に、不安を同時に感じることが良くあります。

あなたも、不安が大きくて行動を起こせなくなってしまうことはありませんか?

あなたはそんな時、どうしていますか?

実は私たちは大きな不安を感じると、自動的に2つの行動を起こすのです。

そしてこの2つの行動が、不安を悪化させてしまうのです。

あなたがもしこの2つの行動を取っているならちょっと要注意ですよ。^^

 

では、不安を感じた時の2つの自動行動とは一体何でしょうか?

それはこの2つです。

・その行動から逃げる

・固まる

まず「逃げる」です。

これは苦手や不安な場面、状況からとにかく逃げるという「回避行動」です。

例えば、人前が苦手なら、人前に出ない。

発表が苦手なら、発表しない。

自分の意見を言うのが苦手なら、意見を言わない。

と言うように、不安を感じる場面をドンドン避けてしまうのです。

この回避行動の理由は潜在意識は「安心で安全な状態」を維持しようとするからです。

なので苦手を避けることで、恐怖や不安も少なくなり心の状態も良くなります。

しかし、逃げたからといって問題が解決できたわけではありません。

逆に、逃げてばかりいるといつまでたっても苦手は苦手のまま…

いつまでたっても不安を克服できないのです。

次、不安時の自動行動の2つ目は「固まる」です。

私たちの脳は強い不安を感じると脳をフリーズさせて思考を強制停止させることがあります。

何も考える気にならなかったり、何もやる気にならなかったり、やらなきゃと思えば思うほど、焦れば焦るほど逆に思考が停止して何もできなくなってしまうのです。

これも思考を停止させることで不安から意識を遠ざけて安心安全を保持させるためなのです。

しかし、不安を感じるたびに逃げたり固まったりしていては社会生活にも支障を来してしまいます。

あなたは、この行動をとっていないかチェックしてください。

もし当てはまるなら、お気軽に当院にご相談くださいね。^^

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